本日10日、奈良競輪G3春日賞争覇戦の準決勝が行われました!
まずは地元記念3連覇の掛かった三谷竜生選手が出走する第10R。
スタートは関東ラインの武田亮選手・佐々木選手が前に出て突っ張り先行でレースを牽引。
残り2周から地元近畿ラインの谷和選手が攻めるが武田選手の突っ張りで前に行けずにすかさず三谷選手が切り替えて5番手に。
打鐘(ジャン)からも更に加速する関東ラインは番手周りの佐々木選手が後続を牽制していき最終バックで佐々木選手が番手捲りで押し切りそのまま1着でフィニッシュ!
3連覇に期待の掛かる三谷竜生選手も必死にもがきましたが接戦の末に4着で決勝進出ならず。地元春日賞V3の夢は準決勝で潰えてしまいました。
・勝利者インタビュー 佐々木悠葵選手
同期の武田選手との連携でしたが?
「(武田選手が)すごい頑張ってくれたので、道場さんも来ていたし自分がいかなきゃという思いでがんばりました」
準決勝11Rは松坂・高松連覇中の郡司浩平選手が登場。
号砲から圧倒的人気の郡司浩平選手・松井選手の南関東ラインが前を取り先行でレースが進みます。
4番飯野選手が出ようとしますが6番川越選手が突っ張りでブロック。
3番石塚選手も突っ張り切る中、郡司選手が連結から外れる展開に。激しい競走になったラスト半周に郡司選手が捲り上げて人気通りにそのまま1着でフィニッシュ。
激しい2着嵐王はわずかに5番山崎選手が2着、松井選手は3着となりました。
・勝利者インタビュー 郡司浩平選手
激しいレース展開でしたが?
「後輩2人(川越・松井)が頑張ってくれて、僕が見すぎて連結外してしまったのが反省点」
石塚選手とのもがきあいは難しいと思いましが、踏み込んだタイミングは?
「バックで追い上げようと思った。踏み込んでからは良かったのですが、自分でレースが出来なかったのでそこだけ反省ではあります。
連日番手3番手ですがしっかり気持ちを切らさず走れたらと思います。明日も1着目指してがんばります。」
準決勝12Rは前日流石の走りを見せた古性勇作選手と三谷翔太選手の地元ラインが圧倒的な大本命。
残り2周半で北日本勢の木村線府が前に出るが5番志田選手が残り2周で一気に仕掛ける展開に。
残り1周から5番手古性選手の捲りから一気に動き、最終コーナーから最後は三谷選手と皿屋選手の激しい1着争い。
古性選手は最後の最後の少し力尽き、1着三谷選手、2着皿屋選手、3着古性選手。
大本命の古性選手が3着となり、3連複は1番人気の通りでしたが3連単は万車券になるという展開に。
・勝利者インタビュー 三谷将太選手
古性選手の仕掛け、番手の皿屋選手でしたが?
「すかさず古性が仕掛けてくれたのでそのおかげ」
奈良の手ごたえは?
「前が競り合っててすごいなと思いました」
明日に向けての意気込み
「明日優勝目指して頑張ります、応援してください」

準決勝10R・11R・12Rの全てのレースで3連単は万車券なったわね

やはり準決勝は予想が難しく白熱した展開になりますね!
明日の決勝戦も楽しみです!