競輪にはその他の公営競技では見られない特徴の一つに「ライン」というチーム戦術が存在します。
最終的には個人戦になるものの、レース中は他の選手とチームを組んで他のチームに勝つための戦略を練りながら戦っているのです。

ラインには『二分戦』『三分戦』『四分戦』があり、今回は『二分戦』について詳しく解説していきたいと思います!
1.二分戦(にぶせん)とは?
ラインが2本で行われるレースの事を意味します。
2.二分戦の確認方法

引用:WINTICKET
上記の出走表の赤枠の並び予想が『7・1・3・5』と『6・2・4』の2つのラインで行われることが予想されてるレースで、こちらを確認することで二分戦のレースという事があらかじめに予測できます。
また、レース前に行われる脚見せでも本番同様のラインで走る為に確認ができます。
3.二分戦の多いレースは?
競輪のレースは基本的に出場選手が9名の「9車立て」と出場選手が7名の「7車立て」で行われるレースに分けられ、二分戦が多いレースは圧倒的に『7車立て』でのレースになります。
出走する選手が少ない7車立てではライン数も少なくなります。
例えば関東地区・中部地区・近畿地区の7車立てで関東地区が3車ラインのレースがあるとします。この場合、中部地区と近畿地区は2車ラインとなり関東の3車ラインに対して不利となってしまう為、中部地区と近畿地区が合同で4車ラインを組むケース等があります。

同地区以外にも近隣地区の選手と組んで4ラインにして勝負を有利に進める事が出来ます!
4.二分戦は初心者にも予想しやすく買いやすい
競輪はラインを予想していく必要がある為、初心者にとって最初は非常に難しいかと思います。
しかし、二分戦になるとラインが2つしかない為、『どっちのラインが強いか』を見極める事で的中率を大幅に上げることができます。
また、二分戦で組まれたラインは強固な為にライン決着になるケースが多く、同ライン内から1着・2着が車券に絡む事が多くなる傾向にあります。

ラインが2つだけなら、初心者でも予想がしやすく車券も購入しやすいわね!

強い選手・強いラインが順当に勝つケースが多い為に、オッズが低くなりやすいという事も覚えておいてください♪