「上がりタイムって何だろう?」「予想に関係するものなの?」
今回は競輪の上がりタイムについて解説していきたいと思いまーす!
上がりタイムとは?
最終周回のバック・ストレッチ・ラインからゴールまでのラスト半周のタイムの事を指します。
ラスト半周で一気に仕掛ける選手が多く、上がりタイムが早い選手は終盤でのラストスパートに長けてる選手という事になります。
上がりタイムはどこで見る?

出走表
引用:WINTICKET
上がりタイムは、出走表の各レース結果を見ることで確認できます。
上記出走表の赤枠の数字が低いほど上がりタイムが早いという事になります。
今回の出走表を例にすると、7車の緒方選手はBを取ってますが、上がりタイムで1着の柏野選手に0.2秒負けていて3着に落ちています。
ラスト半周で一気に加速して60km~70kmにも達する競輪では0.1秒の差でも1車身差を詰めることが出来ると考えられます。

柏野選手はバックストレッチラインからスピードを乗せて差し切ったという事にですね!

直近レースの上がりタイムは予想をする上で参考になりそうね
上がりタイムは予想に影響する?
一概に上がりタイムだけを見て予想をするのは正直オススメはできません。
何故なら上がりタイムは脚質により変わる為、どの脚質の選手が結果に繋がるかを考えなければいけません。
先行して前を走り続ける逃げの選手は、差し・捲りの選手よりも上がりタイムは早くない事が想定されます。
しかし、先行でレース展開を優位に進めてコントールをできるのも先行選手の魅力です。
終盤に先行のままラスト半周で更にスパートをかける脚力があれば脅威的ですよね。脚質とレース展開を読んだ上で上がりタイムを予想に組み込んでいくことが大事になってきます。
レース終盤にかけて捲りや差しタイプの追込選手は上がりタイムが早くなる傾向がありますが前回のレースを元にした上がりタイムを次の試合で参考になるかと言えばそうでもありません。
対戦相手によってもレース展開は変わってくるので、あくまで参考程度に考えるのが良いかもしれません。
また、決勝線(ゴールライン)直前での最終局面で追い込みをかける差しタイプの選手は上がりタイムは非常に有効なデータとして予想に入れておくのも良いでしょう。

差しの選手が連日どのような推移で上がりペースが変わっているのかをチェックしてみるのもいいかもしれないですね♪