
バンク名称
競輪初心者にはバンクの名称や意味も分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は競輪場バンク(競争路)の名称について説明していきたいと思います!

ホーム・ストレッチ・ライン
バンクのホームストレート上に引かれたラインでスタートラインとゴールラインを意味する線になり、決勝戦と呼ばれることもあります。
ラスト1周の際にホーム・ストレッチ・ラインを先頭で通過した選手にホーム数(H)が加算されます。
ホーム・ストレッチ・ラインからちょうど半周の所に引かれてた線がバック・ストレッチ・ラインになります。
また、残り1周半のバック・ストレッチ・ラインを先頭の選手が通過すると打鐘(ジャン)が鳴る場所にもなります。
残り半周(最終周回時)にバック・ストレッチ・ラインを先頭で通過した選手にバック数(B)が加算されます。

ホーム(H)、バック(B)はこちらの記事で詳しく解説しています♪
競輪 出走表の【B・H・S】ってどうゆう意味??

イエロー・ライン
全選手の先頭を走行する選手がイエロー・ラインより上方の競走路へ走行することを禁止し、牽制行為を抑止することを目的とされています。
先頭を走る選手がイエローラインの外側を一定時間走行すると失格となる場合があります。

外帯線・内圏線
外帯線(がいたいせん)はバンクの内側に2本引いてある線のうち外側の線の事を言います。
外帯線より内側を走っている選手を、更にその内側から追い抜いてしまうとルール違反となってしまいます。
内圏線(ないけんせん)はバンク内の2本の白線のうち内側の線の事を言います。
内圏線の内側に入り一定時間以上走行するとこちらもルール違反となってしまいます。

30m線・25m線
30m線はゴール手前30mに引かれている線を指します。
最終周回時に限り、30m線を超えてから落車等のアクシデントで競走を継続できない場合は自転車を担いだり手で押したりしてゴールしても完走とみなされます。

退避路
選手や先頭誘導員が退避するための箇所を退避路と呼びます。
内圏線より内側にある為、退避路で走行し続けるとルール違反となってしまいます。

撮影:RIN
今回はバンク(競争路)の各名称について解説してみました。
競輪場の周回距離は500mバンク、400mバンク、333mバンクの種類があり、バンクの傾斜角度や直線距離も異なります。

実際に競輪場に足を運び自分の目で確かめてみるもの楽しいですよ♪